マーダーミステリー(通称:マダミス)は、参加者それぞれが物語の登場人物となり、与えられた役割や情報をもとに事件の謎を解き明かしていく体験型のゲームです。
各参加者に役割カードが配られます。そこには、あなたが演じるキャラクターの背景、性格、目的、そして他の参加者には明かせない秘密が書かれています。
シナリオの世界に入り込み、あなたはその登場人物として行動します。殺人事件が起き、誰が犯人なのか、なぜそれが起きたのかを解明することが目標です。
他の参加者と会話をし、情報を交換します。ただし、全ての情報を正直に話す必要はありません。自分の秘密を守りながら、他の人の情報を引き出すことも重要です。
集めた情報をもとに推理を行い、最終的に誰が犯人だと思うかを投票します。真相が明かされた後、全員でシナリオの背景や各キャラクターの秘密を共有し、物語の全貌を楽しみます。
90分のシナリオでは、以下のような流れで進行します。時間配分はシナリオによって異なりますが、 おおよそこのようなペースで進んでいきます。

日常を離れ、別の人物として物語を生きる体験。演技力は不要で、初心者でも自然にキャラクターになりきれます。
断片的な情報をつなぎ合わせ、論理的に考える楽しさ。謎が解けた瞬間の爽快感はまさに名探偵気分。
協力し、時には騙し合いながら進む物語。終わった後の感想戦も含めて、参加者同士の絆が深まります。
箱に入った市販のシナリオで遊ぶタイプ。自宅や友人宅で気軽に楽しめます。初心者向けのものから上級者向けまで幅広いラインナップがあります。
専門店舗で楽しむタイプ。プロが作ったシナリオを、音響・照明・演出など特別な環境で体験できます。没入感が段違いで、非日常体験を味わえます。
実際の建物や広いスペースを使い、参加者が自由に動き回りながら遊ぶタイプ。最も臨場感があり、本当にその世界にいるような体験ができます。
ZoomやDiscordなどを使って遠隔で楽しむタイプ。場所を選ばず、遠方の友人とも一緒にプレイできます。コロナ禍で大きく発展しました。
配られた役割カードに従って話しているだけで物語が進むよう設計されています。演技力や推理経験は不要。“このキャラクターならどう動くか”を想像しながら会話してみましょう。
4〜8人で楽しむシナリオが主流。プレイ時間は90〜150分ほどで、終わったあとに感想戦をするとより満足度が上がります。
真相を知ると推理の醍醐味が薄れてしまうため、同じシナリオは基本的に1回きり。ネタバレを控えて、初めて遊ぶ人たちのワクワクを守りましょう。
情報を整理して共有するだけでも立派な貢献。分かったことをこぼさず伝える、気になる点を質問する──それだけでチームが前進します。
ラストは各キャラクターの秘密を明かす感想戦。誰がどんな思惑で動いていたのか、裏話を共有する時間まで味わってください。
ゲームマスター(GM)や進行役がいる場合は案内に従えば安心。UZU TOKYOのようなGMレスの環境では、タブレットや音声が進行をサポートします。